
オスロから国際列車で6時間。スウェーデンの首都、ストックホルムに到着した。
寝台列車で向かう予定だったんだけど、夏真っ盛りのこの時期、夏休みの家族連れなどで寝台列車は混み合っている様子で、8月いっぱいのヨーロッパ中に寝台列車はなかなか予約が取りづらいらしい。
確かに日本もお盆の時期を含めて夏休みの新幹線の予約はすぐに埋まってしまうんだから、ヨーロッパ中の列車も同じか。9月に入ってからの寝台列車は簡単に全部予約できた。
ってことで日中の列車で6時間揺られてやってきましたストックホルム。
ストックホルムは、とにかく水と緑に溢れ、綺麗な町並みの大都会という印象。にも関わらず空気が汚れている雰囲気もなく、そして暑くもなく寒くもなく、とても過ごしやすい時期に来たんだな、と。
ご存知の通りスウェーデンは南北に長い国で、北部は北極圏に入り夏でも真夜中に太陽が見れるとあって観光地化が進んでいる。冬にはオーロラも見れるし、1年中日本人観光客が訪れる国のひとつか。


オスロで寝台列車の予約が取れないことを知った僕らは、どうしてもストックホルムのどこかで1泊延長しなければならず、やむなく予約したホステルが正直微妙。普段は学校として利用されている建物を夏の間だけ開放しているものだった。
14人がひとつの部屋で寝るドミトリーで、欧米人の体臭がきついせいか部屋が異常に臭い。しかもシャワーは建物の外にあり不便で、キッチンもない。という最低レベルのホステルだった。それなりに安いけどね。
初日はオスロからの移動だけで終始して、翌日にストックホルムの町を歩いた。
ストックホルム2日目の安宿はアフチャップマンという世界で最初に船をホステルにしたもので、船室に2段ベッドを3つ入れて、6人が一部屋に泊まれるタイプ。シャワーもトイレも綺麗だし、キッチンもある。
ここは昨日のところと比較にならないほど快適で、ストックホルムに宿泊するならぜひアフチャップマンをお勧めする。HIのウェブで予約可能。船がつけられている岸にもホステルがあって、多数の家族連れはこの岸辺のホステルに宿泊していた。
午前中に宿を移動して、早速ストックホルムの町歩きスタート。
特に見ておきたかったのが、ノーベル賞授与式が行われる市庁舎と王宮、それに古い建物が並ぶガラムスタンというエリア。
上記市内中心部だけなら歩いて回れるけど、もし郊外のものを見たいならストックホルムパスというのもあるらしい。ホップオンホップオフバスとボートがセットになったやつとかもあるけど、当然価格もそれなりに高いので僕らは遠慮した。^^;


天気も良く、町歩きには最高のコンディション。オスロに比べて港周辺の雰囲気も凄く良くて、僕らが長く住んでいたバンクーバーと比べても、これなら住めるよねなんて話をしつつ。
最初に訪れた市庁舎では内部観覧ツアーみたいなものもあったが、長蛇の列ができていたので市庁舎外部の雰囲気だけ楽しんだ。30クローナ程度で内部ツアーに参加できるらしい。
そうそう、スウェーデンとノルウェーはほぼ同じくらいの物価ではあるけれど、若干スウェーデンのほうが安いかも。二人で1日1万円かからないってことはほとんどなくて、自炊を頑張ったところで15000円近い金額は毎日出て行く。
だからバックパッカーが皆スルーしていくんだろうな、と改めてここ最近感じている。けれど単発で何十万かけて来るよりは、この旅の流れの中で訪れてしまうほうが結果として安上がりだしね! と、お金が羽をつけて飛んでいくのを我慢しながら、自分に言い聞かせてみる。(汗)


話を戻そう。
市庁舎から今度は王宮を含めてガムラスタンというエリアへ。この近辺は歩いても20分程度の移動距離なので、バスなど使う必要がない観光には大変便利な立地。
見る風景すべてが素敵な感じで、オシャレな町だなと思わせる建物が並ぶ。
ガムラスタンは古い建築物もあり、教会もあり、そしてお土産ショップが並ぶ観光客が絶対に通るだろう場所。スウェーデンも世界中からの観光客で賑わい、っていうかこの時期はローカルのほうが少ないんじゃないか、と思わせるくらい様々な言語が聞こえてくる。
この雰囲気はいい感じだ。


その後、お土産にとステッカーを買ってみたり、H&Mを覗いてみたり、スーパーで食料調達したりして、ホステルへ。
明日の朝ストックホルムを出てしまうけれど、市内中心部であれば1日で十分見て回れた。
北欧に何泊もするほど余裕はなく、また時間的に余裕もないので、これくらいでちょうどいい。
明日はスウェーデン国鉄の誇る新幹線、X2000に乗って一路デンマークのコペンハーゲンへと歩を進める。

