
10月初旬だというのに、まだまだ日差しは強く、軽く汗ばむほどの陽気。
バルセロナからモンペリエを経由してニースに到着した時点で夕方6時。当日は特に動き回ることなくホテルでおとなしく過ごした。
僕らの選んだホテルは、いわゆるB&B(ベッドとブレックファスト)で、ニースのメイン駅から歩いて5分程度の場所にあった。オーナーはやさしい人で英語も通じる。実際には朝食はパンとジャム、コーヒーのみのシンプルなものだったが・・・。
到着翌日、10月5日、とりあえずモナコでしょう!ってことでモナコへ電車で向かう。


モナコ公国は、世界で2番目に小さい国だそうだ。
ニースから電車やバスで行けるが、行きに電車を利用して帰りをバスにした。
モナコまでは30分おきに列車が出ていて、ニースからは約30分~40分。モナコ駅を降りると、そこはもう別の国の高貴な匂い。
モナコはF1グランプリでも有名だし、町の中でF1カーが走りまくるお金持ちの代表的な国。国の端から端まで見渡せてしまうくらい小さい国なのに、有名なのもスゴイことだ。
モナコの町を歩いていると、所々にF1サーキットなんだなぁと感じさせる風景にぶつかる。下の写真のようなヘアピンカーブの紅白ラインもそうだろう。F1マニアにとってはヨダレが出ちゃうような場所かも知れない。


モナコの駅にも観光案内所はあったが、僕らはとりあえずカジノのあるモンテカルロまで歩いてみる。駅からは坂道が続き、でもその道から眺めるモナコの全景は素敵だ。
クルーザーが停泊し、横を走る車は全て高級車。犬を連れて歩く人はセレブ然とした服装で、引退したであろう50歳を超える方々が多い印象を受けた。


個人的に萌えたのは、やっぱりプライベートバンクがゴロゴロあるってこと。たとえば3億でも5億でもまとまったお金を作った人は、リスクを抑えた運用を行う限り、ほぼ間違いなく一生安泰だ。
モナコは国土は狭く、特産となる鉱物資源なども一切皆無のため、金融業で発展してきた典型的な国のひとつ。当然オフショアのため、そのメリットを生かして資産家が集まる。
そこで集まる資金の運用を担うために、プライベートバンクがいっぱいある。HSBC、クレディースイス、BNPパリバ、ソシエテジェネラルなど、国際色豊か。でも日本の銀行はない。それだけ日本の銀行は世界から見れば相手にされるレベルじゃないってことかな。
まあ今の金融政策に対して保身しか考えないような日本の各行の対応は、どうなのよ。仕方がないかも知れないけどね、あれじゃヤクザな商売でしょう。典型的な「晴れの日に傘を貸す」体質はどうにかすべきだと思うんだけど。このぶんだと1000万円の預金保護だって嘘になりそうな気配だし。
とまあ、そんな金融立国モナコに萌え萌えした1日。
特に見るべき場所があるわけではないし、めちゃくちゃ小さい国なんだけど、お金持ちの集まる素敵な印象だった。
そういえば、日本人はお金を稼ぐことやお金を持つという行為に対して否定的だったりするんだけど、こっちの人の話を聞いたり雰囲気を感じたりすると、どうも全く逆の印象しか受けない。お金を持つこと、資産を持つことは素晴らしいことだと。
だから、お金持ち=仏みたいな印象なわけ。財布に余裕があるから心に余裕が生まれて、その結果、自分に余裕ができるから周囲の人に対して余裕が生まれる、っていう好循環。スイスでも感じたし、モナコでも感じた。あ、でも中国とか香港では感じなかったけど。笑
こういう国に来ると、やっぱり仕事をしたくなる今日この頃です。