2009年05月の過去記事一覧

全くお腹が壊れないアジアも珍しい。僕らはどうやら強い胃を持っているらしい。

一応水にも気をつけてるし、食べ物にも注意は払ってるつもりではいる。

あ、でも、以前ベトナムに来たときには屋台でヤラれたけど。笑

フエ王宮1フエ王宮2

フエ王宮3フエ王宮4

 

29日にフエの王宮などを観光した僕らは、その日の夜行寝台バスでベトナムの首都ハノイへ向かうことにした。

ベトナム国内を縦断する形で電車が通っているので、僕らはできれば寝台列車が良いと思っていたが、寝台列車とバスでは約5倍の金額の違いがあるとのことで、仕方なくバスをチョイス。

とはいえ、なかなかに快適なバスで、一人一席の横になれるスペースがあった。

フエ~ハノイ寝台バス1フエ~ハノイ寝台バス2

 

翌30日の朝7時頃にハノイに到着した僕らは、フエでお世話になったビンジュオンゲストハウスの人が紹介してくれたホテルに向かい、早速その日のハロン湾クルーズに申し込む。

ゲストハウス到着が7時30分。諸々の手続きをして7時50分。8時にはハロン湾ツアーの迎えの車が来た。なかなかハイペースな動き。あまりダラダラ過ごす時間がない旅行者にとって、アジア各国にあるツアー会社は本当に便利である。

さて、ハロン湾は言わずもがな世界自然遺産に認定されている超有名な観光スポット。お一人様約3000円のツアーということもあり、嫁も大満足の様子。かめはめ波も打つわ、そりゃ。

ハロン湾1ハロン湾2

朝8時にハノイを出て、3時間のバス移動。クルーズ自体は5時間ほどで、帰りもまた3時間のバス。結局朝から丸12時間でゲストハウスに帰着。

さっさと部屋で洗濯したりネットしたり、ケーキ食べたりコーヒー飲んだりで、今日はあっという間の1日だった。

ハノイゲストハウス1ハノイゲストハウス2

 

P.S.
ここ数日のベトナム滞在での考察。

ギブアンドテイクという言葉があるが、それらは常に、最初に与えるところからスタートする。

親切にされたら親切にしたいと思うのが人の常。それを返報性という。見返りを期待してるわけではなく。

全員がそうだとは決して思わないが、ベトナム人はその多くが強烈にテイクを先に求めてくる。テイクというか、“我先に精神”とでも言おうか、とにかく周囲の人や相手のことを考えずに自分の利益ばかりを優先して行動している印象が強い。

バイクや車の運転もそう。お店での買い物や食事のオーダーのときもそう。国境でもそうだった。

とはいえ、僕らにとってそういう過酷とも思える状況の中だからこそ、一握りの優しいベトナム人に会うとホッとするのも事実。

ゲストハウスのスタッフの皆さん、フォー屋のおばちゃん、本当に優しく接してくれて、こっちも何か親切にしたいという気持ちが湧くのも当然か。

そしてこれは別にベトナムだからとかじゃなく、日本においても社会生活的に反面教師として利用できる内容ではある。

何か与えれば、何か親切にすれば、逆にそうしたくなる。

という言葉にすると単純で、でも実行することは意外が難しいこと。

言うは易し。行うは難し。

常に心に留めておきたいものだな、と。

いやはや、嫁の誕生日を境にして大変な数日を過ごした。

嫁日記にも色々と記載があるが、とにかくもう、最後の最後でラオスの底力を思い知らされた感。もちろんマイナスの意味で。

史上最低のラオス~ベトナム国際寝台バスに揺られて、陸路でパクセーからフエまでのバス移動。国境ではどこの誰だかわからないおっさんが「俺にパスポートを預けろ。出国スタンプを押してもらうために3ドル必要だ。」なんてことを言う。

でも周囲の人間もみんなそうしているし、しょうがないかってことで渡すが、その時点でドルが必要だなんて思いもよらず、結局一緒にバスに乗車していたフランス人の学生にお金を借りることになった。

ちなみに国境付近ではカメラを持ち合わせず、写真は1枚も撮れなかった。残念。

 

【世界旅行教訓】

出入国の際、または空港を利用する際には、必ず小額(最低でも1万円分程度)のドル紙幣を持ち合わせること。(特に空港ではいくら必要になるかわからないから事前に調べておくこと。)

 

そして、出入国の際のスタンプ押し作業のとき、彼らの本性が発揮される。

とにかく前に並んでいる人を抜こう抜こうとする。俺が先だ!俺が!って感じで、形振り構わず横からイン。

こっちが「並んでんだろ!」って言ってるのに、ウダウダと地元語でしゃべってはそのまま割り込もうとする。こいつらには並ぶという概念が存在しない。

本気で腹立つから服をつかんで後ろに引っ張り、腕と体でしっかりガード。でも奴らは諦めずに再挑戦、、、の繰り返し。

と、まあそんな感じのラオス~ベトナム出入国。いやはや、先が思いやられる。

 

さて、フエ到着は28日のお昼頃。

散々な目にあったし、嫁の誕生日だしってことで、それなりに良いホテルに泊まる気で「地球の歩き方」に載っている「ビンジュオン」というゲストハウスに向かった。

ビンジュオンゲストハウス1ビンジュオンゲストハウス2

ビンジュオンゲストハウス3ビンジュオンゲストハウス4

これが、旅始まって以来の大ヒットホテル。

ツイン、室内シャワーとトイレ、エアコン完備、室内ネット使い放題で、約1200円。

最低のラオス出国から一転、最高の部屋に巡りあう。しかもこのビンジュオンゲストハウスは日本語が話せるスタッフも多く、日本人もそれなりにいるから情報交換もできる。

 

午後からは特に動くこともせず、シャワー、洗濯と済ませて、後はかなりの時間をネットに割いた。意外に1日にネットは1時間くらいしないと日記作業ですら溜まっていくし、今後の旅に必要な情報収集時間も大切。僕には仕事もあるからなおさらネット接続は大切な時間である。

その後、夕方を過ぎて暑くなくなってから少し外を歩き、スーパーに行き、誕生日祝いってことで豪勢に夜飯を食べ。

結局嫁が望んでいるようなショートケーキ的品物は見つからず、部屋に戻ってコーヒーを飲んでまったり過ごすのみ。

僕らが出会って始まって以来の貧相な誕生日となったけど、色んな意味で記憶には残ってくれるだろう。

 

P.S.
ベトナム入国してからバイタクやタクシーで吹っかけてくる人が多く見受けられる。相場が2ドルくらいのところを5ドルと吹っかけるみたいな感じで、とりあえず高く言うから気をつけよう。

まあ、そもそもそういった乗り物には極力乗らないに限るけどね。

デット島2日目。昨日の夜は背筋が凍るほどの虫の数に驚き、あまり眠れずに朝を迎える。

虫といっても蚊ではなく、電灯に集まってくる蛾のような羽虫。こんなの初めて! ってくらい夥しい(おびただしい)数が飛び回っていた。ここに来る人はぜひその体験をどうぞ。^^ 残念ながら写真は撮れず。

 

そんな話は置いといて。

今日は午前中からチャリをレンタルし、隣のコーン島とそこにあるコーンパペンの滝というのを見に行った。

実のところ滝や近隣の島以外ここでの観光ポイントはなく、あとはお金を払って川イルカウォッチングツアーに参加するくらいしかないが、僕らは残念ながら現金を持ち合わせておらず、資金的な余裕がなかったもんだからツアーにも参加できず。

というわけでチャリで往復12キロくらいかな、走り回って写真を撮ってみた。

デット島の村デット島~コーン島への道

コーンパペンの滝1コーンパペンの滝2

 

その後はゲストハウスに戻ってパソコンをいじってみたり、今後の旅スケジュールの調整をしてみたりするが、ゆったりとした時間は睡魔を呼ぶ。

パソコンで音楽を聴き、夜飯を食べ、ダラダラと会話をしつつ、寝る。

久しぶりにグータラ生活をしてみたけど、僕らにはこういうのは合わないな、と。

ガンガン動くほうが性に合うらしい。もっとアクティブな旅を。

明日は1日中移動。今度はベトナムの京都、フエという町まで。

明後日28日は嫁の誕生日。フエでお祝いをしよう。

 

P.S.
ラオスとベトナムは陸続きのため、国際寝台バスの交通網が発達している。それぞれ陸路で国境を越えるルートがいくつかあり、ビエンチャンやパクセーからの発着便が多い。

ハノイ、フエ、ダナンなどのベトナム地域はもちろん、カンボジアのプノンペンやシェムリアップ、タイのウボンやバンコクなどにも寝台バスが通っている。

どの旅行代理店でもラオスキップ払いかドル払いのため、旅の資金として現金を持つならレートはどうあれ日本円よりも米ドルが良い。

シーパンドン。

タイ、ミャンマー、ラオスと国境を隣り合わせるゴールデントライアングルから続くメコンの流れは、ここラオス南部に到達すると一気に川幅を広げ、その流れは勢いを増す。

4000もの大小様々な島が織り成す風光明媚なこの地域はラオス語でシーパンドンと呼ばれ、僕らはその中でも大きな島「デット島」に向かうことにした。

元々の計画には全く入っていなかったこの地域は、タイのタオ島で出会ったS氏をはじめ、ラオス入国後に出会う人たちから散々お勧めされた場所だったこともあり行くことを決めた、という経緯が。旅の予定は常に変わるものだ。

4000の島? メコンの流れを見ながらハンモックでボーっとできる?

「何もしない贅沢がそこにはある」なんてキャッチフレーズをつけたくなるくらいの場所という評判は、果たして確かにその評価に見合うものであった。

 

チャンパサックを出発した僕らは、川を渡って大きめのマイクロバスに乗り換え、ナーカサンという村まで2時間ほどかけて走り、そこからさらにボートでデット島に渡る。

結局、朝8時にチャンパサックの安宿を出た僕らがデット島に到着したのは午後12時を回る頃だった。

島に到着してすぐにゲストハウスを探すが、基本的に離れ小島なので清潔ではない。虫はたかってるし、汚いし。

とはいえ、メコン川に落ちる夕日を眺められるサンセットバンガローというのがいくつかあって、島にいた外国人らが綺麗だよというので、僕らはとりあえずそのひとつに腰を落ち着けることにした。(ちなみに1泊400円也。)

デット島バンガロー1デット島バンガロー2

デット島バンガロー3デット島バンガロー4

 

とりあえず島を散策しようってことで周囲を歩き始めたはいいが、デット島、思ったよりも小さいし何もない。1時間もかからずに散策終了。^^;

少し郊外にコーンパペンの滝というのがあったり、川イルカウォッチングがあったりとツアー的なものもいくつかあるにはあるけれど、それは明日にしようということで今日は久々に嫁に散髪してもらうことに。

美容師じゃないけど、まあまあいい感じ。最初はインドネシアで切ってもらって、次はここ。時間が余るときに髪を切るのは結構お勧め。100円ショップでハサミとすきバサミの両方を持ってくると便利。

メコンの流れと山々と青い空と夕暮れとを望みながら、ゆったりとした時間は過ぎてゆく。

メコンの夕暮れ1メコンの夕暮れ2

明日はチャリをレンタルして少し近辺の島々を探検しよう。

 

P.S.
ネット環境は悪いしATMもないしで、だいぶ節約生活を強いられております。コーン島やデット島に来る際には十分な現金と電気機器の充電をしっかりとすると◎。電気は夜の数時間しか通らないから。

5月23日午後8時30分。僕らを乗せたバスはラオス南の町、パクセーへと向けて走り出す。

深夜一度の休憩を挟み、途中大雨にあいながらも、ほぼ定刻どおりの早朝6時半にパクセーのバスターミナルへと到着した。

眠い目をこすりながらも、バスターミナルで声をかけてくるトゥクトゥク親父たちの一人を選び、近くのサバイディー2というゲストハウスに向かうが、満室とのこと。

さて。どうしたものか??? と考えてみるも、サバイディー2ゲストハウスの受付の人からもらった地図を見て、急遽予定を変更。^^;

 

そもそもパクセーはワットプーへ行くための拠点として利用しようと思っていた町だが、ワットプーに行くならさらに南の町「チャンパサック」が良いとのことでトゥクトゥク親父にバスターミナルに戻ってもらうことにした。

話が通じてなかったのか、なぜか地元民だけが利用するようなバスターミナルに連れて行かれてかなり不安な嫁。旅に出たことがある人は同じ感覚がわかるかも知れないが、東洋人を含む外国人ゼロ/全員地元民の空間は異国ではかなり不安である。

9時発のバスが来るまで少し待機するも、周囲の地元民の注目の的。超ふあーん、である。

パクセーチャンパサックローカルバス1パクセーチャンパサックローカルバス2

 

っていうか、ここで乗れるローカルバス。バスといってもトラックの荷台にガンガン乗れるだけの人を詰め込む感じ。

ようやくバスに乗れる時間が来て乗り込むも、嫁も僕も、「いやいやもう無理っす。足変な方向に曲がってるからぁ~。」と叫びたくなるくらい詰め込まれ、さらに詰め込まれ、誰も日本語や英語を理解する人間なんて存在せず、ひたすら詰めろ詰めろの大合唱。

20人くらいは乗ったローカルバス的トラックは60キロくらい先の町までひたすら進み、川を渡り、ようやっと目的地チャンパサックの町に到着。いやいや、町というか1本道沿いに家があるだけの村か。

チャンパサックゲストハウス前の道路チャンパサックゲストハウスからの景色

パクセー、チャンパサック、ワットプーと、全く情報がない中で、運よく降り立った目の前のゲストハウスにチェックイン。まあ運の良いことで。^^

チェックイン後にシャワーと洗濯を済ませて、早速ゲストハウスから10キロほど先のワットプー見学。

ワットプー1ワットプー2

ワットプー3ワットプー4

ワットプーはラオスの歴史遺産としてユネスコに登録されていて、カンボジアのアンコールワット、ベトナムのミーソン遺跡と並ぶ東南アジアでは超有名な遺跡のひとつ。

とはいってもアンコールワットに比べちゃうと全然貧相なんだけど、それでも遺跡好きとしては満足のいく場所だった。

どの遺跡もそうだけど、東南アジアの遺跡群はやたらとジャングルの奥地に作られていて、しかも全然保護されてないから荒れ放題なのが残念でならない。もう少し地元の人たちが大切にすれば、もっと彼らにも恩恵があるだろうし外国人旅行者が増えればメリットも多いと思うんだけど。

ところで、ラオスではバンビエンあたりから日中の日差しが恐ろしいほど強い。気候も違えば、ここラオス南部のチャンパサック地区は人の顔すらも北部とは全然違う印象を受ける。

クメール人?の流れなのか、どちらかというとこのあたりの人たちは、カンボジア人に近い顔をしていて、タイ北部やルアンプラバン近辺と比べると全く異なる先祖をもっているのかも知れない。

まあ、メコン川のもう少し先に行けばカンボジア領なんだから当然か。

 

そんなわけで、今日は念願のワットプー遺跡見学も終わり、雄大なメコン川の流れを見ながら日記を書き、飯を食い、まったりとした午後の夕暮れ。

明日はここからさらに南部の、4000もの島がメコン川内部にあるという地域、シーパンドンに向かい、その島のひとつ「デット島」にて滞在予定。

全然ネット環境がよろしくないので、なかなかブログアップにも時間がかかるし金もかかる。汗