2009年12月の過去記事一覧

12月26日 サンパウロリベルダージ

トランコーゾからサンパウロに移動してきた。

ブラジルの町の中でも、リオとサンパウロは誰でも知ってる場所だと思う。

サンパウロには南米一、いや、世界でも有数の日本人街がある。今は何というか日本人街というよりもむしろ、東洋人街と言ったほうがいいくらい中国人が増えているらしいが。

 

リベルダージにある鳥居サンパウロの地下鉄リベルダージ駅界隈が日本人街で、ここには日本人宿の荒木というのがあるけれど、僕らは普通のホステルに宿泊した。荒木に宿泊した友人曰く、なかなか過ごしやすいところだとか。でもネットが使えないということなので不便かも知れない。

サンパウロには観光として特に見るべきところがあるわけじゃないので、僕らの滞在中はリベルダージ漬けになった。

日本じゃ考えられないけど、クリスマスは国民の休日で、基本的にお店は休み、家族で過ごすというのがこっちの常識。

そのため町は非常に閑散としている。レストランすら開いてないため、持っていた袋ラーメン+ごはんにふりかけでクリスマスイブを過ごすことになった。こんなことは人生で初めてじゃないか、と。嫁はクリスマスを楽しみにしていたのに・・・。

海外でクリスマスを過ごすなら、その前からどこかの町に滞在して、食料なども確保しておくべき。今後海外でクリスマスを過ごす方、参考までに。(日本人宿ならみんなでクリスマスディナーも出来るだろうし、過ごし方としては一番お勧めのスタイルかな。)

クリスマス当日は、何とか中国系スーパーが開いていて、そこで調達したバーモントカレーで、久々の日本的カレーを作ってクリスマスディナー。他にも日本の米やら調味料やらが並んでいた。

日本米調味料の数々

 

クリスマス後のリベルダージは活気に満ちていて、正月の買い出しに来ている家族連れで賑わっていた。

正月はメキシコで過ごす予定なので、ここでは年越しそば、モチ、あずき、しょうゆなどの日本食調味料などを調達。今まで見た日本の食材を扱っているところで、サンパウロはずば抜けて取り扱い商品数が豊富だった。

もち米も売ってるし、「大判焼き」とか売る屋台があったりするくらいなので、これだけ日本の文化が浸透しているエリアも他にないだろうな、と。

地球の裏側にある日本を感じることができる町、サンパウロ。楽しい滞在だった。

12月20日 トランコーゾビーチ

リオとサルバドールのちょうど中間、南米のゴアと謡われるトランコーゾという町にやってきた。

ここは秘境というか、秘密のビーチというか、あんまり観光客が訪れない静かなビーチリゾートで、インドのゴアをイメージすると良いかも知れない。

トランコーゾへは、リオやサンパウロから出ているポルトセグーロ行きのバス(所要18時間程度)に乗り、ポルトセグーロからは渡し舟と公共バスで向かうことができる。

ポルトセグーロのバスターミナルに着いて「トランコーゾ!」と言ってればどうにかたどり着けるはず。タクシーで渡し舟のところまで行って川を渡り、渡った先にある公共バスでトランコーゾまで行くって感じ。トランコーゾに行く予定の方は参考までに。

 

さて。

ポルトセグーロから1時間ちょっとでトランコーゾに到着。

トランコーゾにバスが到着したところでホテルの客引きがいたので、彼についていく。(ホテル=ポサダは結構な数あるので、宿を決めて行かなくても全然問題ない。)

1泊2000円のダブル、朝食付き、無線ネットは部屋から使用可、しかもめちゃくちゃ綺麗なところだったので即決。セントロにも近いしビーチにも歩いて10分くらいで行ける場所だった。

またホテルにはキッチンがないので毎食どこかで食べる必要があるんだけど、トランコーゾのセントロ広場にあるキロ売りのビュッフェ形式のところが美味しかった。あとはリオで買っておいたラーメンとか食べたりね。

トランコーゾのホテルセントロにあるキロ売りレストラン

 

トランコーゾには合計で5泊。ビーチはすごくゆっくりと時間が過ぎていく感じで、本を読んだり、ただボーっとしたり、昼寝をしたり。

個人的には、来年度の仕事のことをじっくりと考える良い時間が確保できたので充実した滞在となった。

ビーチに続くマングローブの森サッカーボールとビーチ

海が好きなら、またはリオとか大きな町じゃなくて小さなところでのんびりしたいなら、トランコーゾはお勧めです。

 12月17日 コパカバーナビーチ

リオデジャネイロに到着した。

リオデジャネイロは、ブラジルといえばで有名なコルコバードの丘がある町だ。誰もが一度は見たことがあるだろう、超デカいキリスト像がある丘のこと。

事前情報では、ブラジルの犯罪の多くが、ここリオデジャネイロで発生しているという。

色々と怖い話を聞いていただけに、ブラジルでは写真撮影もままならず、ビデオに関して言えば一切撮影すらしていない。カメラやビデオの類は、道で持っているだけで狙われそうだから。

コルコバードの丘コルコバードの丘へは、僕らが宿泊していたコパカバーナエリアから、バスで1本で行ける。タクシーを使ってもいいけど、安いし安全だしバスで行くことをお勧めする。

コパカバーナだけは観光客も多いし、まあ安全だろうってことでカメラだけは持参しといた。
で、右の写真がキリスト像。

正直パッとしない、っていうか、丘の上に来ちゃったら、このキリスト像があんまりスゴイって感じがしなかった。

これは少し遠めから丘の全体像と一緒に見るからこそ価値があるところだね、と。

 

さっさとコルコバードの丘を降りて、リオの超有名ビーチエリア「コパカバーナ」へと。

他の世界一周旅行者のブログなどを見ていて、このビーチはすげーいい!って書いてたから期待して行ったものの、ブリブリのブラジルガールが際どい水着を着て・・・なんてことはない。

むしろ40くらいのおばちゃんが際どい水着を着て子供達を遊ばせてる姿が目に付いた。

左の写真はコルコバードの丘からの絵。

コルコバードの丘からの眺めコパカバーナビーチの女性

このビーチは結構波が高いため、サーフィンなどする人には良いかも知れない。

僕らはのんびりと砂浜でマッタリ過ごすだけで、あんまり海には入らなかった。

次に向かうトランコーゾはもっとゆっくりできるビーチだと思われる。

12月11日 イグアスの滝

カラファテの観光を楽しんだ後、僕らは一旦飛行機でブエノスアイレスへと戻り、ブエノスの日本旅館という日本人宿で2泊した。

アルゼンチンは肉がとても安く、アルゼンチンワインも安く手に入る。また、タンゴダンスを勉強したりタンゴそのものを仕事にしている人だったりが滞在することもあって、ブエノスの日本人宿には不思議と人が集まるようだった。

僕らが滞在したときには南米一人旅の旅人数名と、タンゴのために数ヶ月もブエノスにいるという女性、現地で働いているという男性など様々。

世界一周をしたいとは思ったけど、世界のどこかで超長期で生活したいとは思わなかったが、なぜ、何が彼らをそこまでブエノスに惹きつけるのか興味深かった。沈没するわけでもなく、何かの目的のためにひとつの町に滞在するという選択。いろんな人がいて楽しい今日この頃。

 

で。

ブエノス肉三昧の自炊生活を経て、寝台バスでイグアスまでやってきた。(寝台バスはレティーロバスターミナルで簡単に予約できる。)

イグアスはアルゼンチンとブラジル、そしてパラグアイの領土が隣り合った場所で、世界中から滝を見に来る人でごった返す。

僕らの拠点となったプエルトイグアスにはいくつか宿があるけれど、日本人に人気なのはマルコポーロインとピーターパンか。どちらもバスターミナルからすぐ行けるが、予約したいならマルコポーロがいい。

プエルトイグアスのマルコポーロイン

 

プエルトイグアスでの目的は2つ。

ひとつはイグアスの滝の観光。それとブラジルビザ取得。

日本でブラジルビザを取得するのが普通なんだけど、日本出国から数ヶ月で期限が切れることもあってブラジルビザはここで取ることに決めていた。

が、アンラッキーが襲いかかってきた。

プエルトイグアスに到着したのが金曜日の午前10時。

ビザの手続きができるブラジル領事館的なところは、午前7時から10時までの受付だと知ったのは、その事務所についてからのこと。

しつこくお願いしたんだけどどうしても月曜日まで待たないといけないとのことで、本来はプエルトイグアスに1泊だけで良かったのに3泊しなければならなくなった。

結論から言うと、イグアス観光は5時間もあれば十分なので、ここは1泊で足りる。長くても2泊で十分だ。

嫁日記イグアスの滝<水・水・水三昧!!!>

結局、到着当日にイグアス観光を済ませて、翌日はパラグアイのシウダーデルエステという町まで観光しに1日使い、翌日1日はネットに使い、と、なんだかなぁーと感じつつ過ごしてみた。

 

週明け月曜日。

いざブラジル領事館的オフィスに向かい、ビザ申請。

4×4の写真1枚、210ペソ(ドル払い不可)、申請書とパスポートを出してすんなりOK。

10時までに申請すれば、12時にできるとのこと。

12時に取りに行ってみるとまだできず。で、結局1時を回ったくらいに無事ビザを貼り付けたパスポートを返してもらえた。

12時ビザ発給後すぐにバスに乗れると考えて早い時間のバスを予約していたような人は、乗り遅れたかも知れない。結構焦ってた人多かったように見える。

僕らはその当日、ブラジル側のフォスドイグアスからリオデジャネイロまでのバスを予約していたんだけど、それは18時出発だったからまあ大丈夫だな、と。

ところがその後、ブラジル側にいってからとんでもないことに気付くのは、この先の話・・・。

最近ツイてないなぁー・・・

12月8日 ペリートモレノ氷河

ウシュアイアでの楽しい滞在に別れを告げ、次に僕らが向かった町はカラファテ。

正式名称「エル・カラファテ」は、ウシュアイアから北西へと飛行機で1時間ほど向かったところにある町で、たとえて言うならカナダのバンフをこじんまりさせた感じ。ジャスパー的でもある。外国人も多く、観光客用のホテルやレストランが多い印象。

この近くにあるロス・グレシアス国立公園に行くための基点となる町で、たぶんパタゴニアに来る人なら絶対に訪れる町となるだろう。

カラファテには日本人宿(FUJI旅館)があるけど、「満員かも?」という事前情報を考慮して僕らは普通のホステルを予約していった。

ちなみに僕らは当初、ウシュアイアからカラファテまで陸路で移動しようと考えていたんだけど、陸路だとどうしても日数がかかる上に、一旦チリ領に入らないといけないということで断念。飛行機を選択した。バス代金、途中の宿泊費、移動時間を考えれば飛行機の選択は悪くない。

さらに付け加えておくと、こういったローカル限定の飛行機をどのように予約するか?ってのには主に2パターンあって、ひとつは自力でネットまたは現地の旅行代理店か直接航空会社のオフィスで予約する方法。もうひとつは日本の代理店でネット経由で予約する方法。

南米旅行なら、南米専門に扱っている会社が数社あるので適当にググれば出てくるはず。日程が決まってるなら早く予約したほうが安くなるみたいだけど、直前でも安いのはあったから事前に予約しなくてもいいような気はする。ウシュアイアに滞在してたメンバーは皆現地のオフィスで予約してたから。

 

さて。本題のカラファテ。

昼過ぎに到着し、とりあえずカラファテの町の散策と買い出しなどに時間を割く。

カラファテの近所にはフラミンゴの保護区?みたいな湖があり、歩いていける。動物園でしか見たことがないフラミンゴの大群がすぐ目の前にいる光景は、結構興奮した。

フラミンゴ保護区フラミンゴの群れ

町を歩いている途中で見つけた「Always glaciers」というツアー会社(大型スーパーのすぐ横)で、ペリートモレノ氷河ツアーと、エルチャルテン往復バスを購入。一人220ペソ(5000円くらい)払った。

で、2日目にペリートモレノ氷河見学。

カラファテ=ペリートモレノ、と考えられるほど、この町に来た人全員がツアーに参加するだろう人気スポット。

確かにすごい。来た価値ある。

氷河の欠片が湖のいたるところに転がり、ツアー中に乗ったボートからは氷河が崩壊するシーンも目撃できたし。

オルウェーズグレイシャーボートからの氷河

南米は夏とはいえ、ここは真冬並に相当寒かった。今後行く方は、ぜひダウンジャケットなどを持参の上どうぞ。

 

ボートを終えて、モレノ氷河を上から眺める展望ポイントまで歩き。

途中で「どどーん!」という大きな音を何度も聞き、大量に氷河が融解しているのがわかる。自然ってのは本当にすごいなぁーなんて感じつつ。

氷河の欠片を触ってみると、それは本当に氷の塊で(当たり前だけど)、あんなに硬い状態のものが崩壊するんだからそりゃ轟音になるわ、と納得してみたり。

合計で4回、デカイ塊が崩壊するシーンを見ることができ、氷河を満喫できた。

行く価値絶対にあり。カラファテに行ったら1日はこれで決まり。

展望コース入り口氷河の前に広がる湖

モレノ氷河を上から崩壊した氷河の欠片と

 

さて。

翌日はエルチャルテン。カラファテからバスで3時間ほど行った、少し北の町。まぁ町といっても何もなくて、フィッツロイ周辺でキャンプをしたりハイキングをしたりする人のための町。

僕らが到着したときにも日本人の60代くらいのグループが山歩きを終えて下山してきたところだったんだけど、山歩きファンには結構人気の場所らしい。

今日は朝から天気がめちゃくちゃ良くて、フィッツロイもこれでもか!ってくらい綺麗に見えた。

バスでチャルテンの町に入ったとき、最初に説明をしてくれたレンジャーみたいな人は「こんな天気は1年を通して滅多にありませんから楽しんでください。」と。そりゃ嬉しい。

僕らは日帰りなので、朝は8時のバスで11時に到着。帰りは18時のバスだからってことで一番近場のハイキングコースを歩くことにした。

町からフィッツロイを拝むハイキングコースの入り口

コースの最初から急な登りが続くんだけど、30分もすると一気に平坦になって楽に登れる状態に。

片道1.5時間ほどで目的地の湖に到着して、ランチ。こういうときはいつも、町でパンとハムとチーズを買ってサンドイッチを作って持ってくるようにしてる僕ら。結構旅慣れてくると、安くても充実した食事が用意できるし、何よりこの絶景。最高のランチとなった。

フィッツロイとカプリ湖ハイキングコース上からのフィッツロイ

帰りは来た道をそのまま戻り、17時くらいにバス亭に戻ってカラファテ帰宅9時。

充実の3日間を過ごして、翌日ブエノスアイレスに飛行機で戻った。